入会のご案内
日本大気化学会入会のご案内
● 日本大気化学会(The Japan Society of Atmospheric Chemistry:JpSAC)とは
「大気化学」は地球上における化学物質循環を、大気を中心とした視点からとらえる学問領域であり、地球の大気環境問題を自然科学的な立場から解明する学問的基礎としては大気物理学と並んで二本柱のうちの一つです。しかしながら大気物理学が長い歴史的伝統をもって発展して来たのに比べて、大気化学の一つの学問分野としての歴史は浅く、地球環境問題に対する国際社会の関心の高まりと共に、近年急速に発展してきた学問分野といっても過言ではありません。
大気化学はその学問体系の成り立ちとして、地球物理学・気象学などの物理系分野と地球化学・物理化学・分析化学・海洋化学などの化学系分野を包括した学際的な学問分野です。地球環境問題の重要性が増す中、従来それぞれの既成学会の中で活躍している研究者間の相互連絡組織として、また対外的に発言の場を持つための組織として、1999年1月7日に本会の前身となる「大気化学研究会」が発足いたしました。その後この分野の急速な発展を受けて、「大気化学研究会」を2014年1月1日付で「日本大気化学会」に名称変更し、現在に至っております。
● 主な行事・活動など
研究集会
国内における研究発表・研究連絡の場として、春(5月ごろ)の日本地球惑星科学連合大会(JpGU)の大気化学セッション、秋(10月ごろ)の「大気化学討論会」、と年に二回の研究集会を開催しています。
定期刊行物
オンライン学会誌である「大気化学研究」(Archives of Atmospheric Chemistry Research: AACR)を、年に二回(1月/7月)刊行しています。
表彰
若手研究者の優れた研究を表彰するために、日本大気化学会奨励賞、及び大気化学討論会における学生優秀発表賞、を授与しています。
● 運営
日本大気化学会は、民主的な運営を目指しており、学会長及び運営委員は、会員の直接選挙で選出されています。
● 会員種別と年会費
会員種別 | 年会費(4月〜翌年3月) | |
正会員 | 4,000円 | |
学生会員 | 1,000円 | |
賛助会員 | 個人 | 10,000円 |
団体 | 20,000円※ |
※ただし、賛助会員(団体)については、大気化学討論会に関する特典の一部除外を条件に年会費を10,000円とすることができます(準賛助会員)。詳しくは、こちらの”「賛助会員」制度のご案内”をご参照ください。
● 入会の申し込み
入会申込フォームから所定の情報をお知らせください。