日本地球惑星科学連合2012年大会 大気化学セッション

日本地球惑星科学連合2012年大会「大気化学」セッション開催報告

大気化学セッションコンビーナー
入江 仁士 (代表)、斉藤 拓也、笠井 康子、小池 真、林田 佐智子

金環日食や東京スカイツリーオープンが世間を賑わせる中、幕張メッセで開催された日本地球惑星科学連合2012年大会において、2012年5月21~22日に「大気化学」セッションを開催いたしました。最新の研究成果について48件 (口頭26件、ポスター22件) の発表がなされました。口頭会場には常に多くの方々にご参加いただき、また、ポスター会場においても大変活発な議論が展開されました。今回の連合大会は、前回の大会に引き続き、セッション数が増加しました。ポスター講演の充実化の方針が打ち立てられ、その一環として、ポスター発表者が口頭3分口頭発表を行えるようになった点は身近な大きな変更点だったかと思います。
セッション数増加により、各セッションに割り当てられる口頭発表時間やポスターコアタイムが厳しくなるものと心配しておりましたが、皆様からたくさんの講演申込みをいただいたことなどにより、今回、2日間にわたって大気化学セッションの口頭発表・ポスターコアタイムの時間を確保できたことは大変良かったと思っています。
大気化学セッションにおいては、あるテーマ(今回はエアロゾル)をキーワードとしたサブセッションを試験的に導入し、また、それに関連する招待講演 (国立環境研究所・上田佳代氏、九州大学・竹村俊彦氏) も取り入れてみました。サブセッション導入の試みは、従来の大気化学研究全てを発表の対象とする大前提はそのままとし、それに加えて、大気化学関連の発表や分野の境界領域に位置する発表を呼び込む狙いがありました。実際、これまで参加されなかった方々の顔も見られ、「大気化学」分野の認知度を少しでも高めることができたかと思っているところです。しかしながら、その一方で、エアロゾル以外の大気化学の研究内容について発表を躊躇されたとの話も耳にしました。事前の周知が不十分なために誤解を招いてしまったことについて、深く反省している次第です。来年においても従来の大気化学研究全てを対象とする大前提は変わりませんので、皆様におかれましては、引き続きご参加を検討くださるようお願い申し上げます。
最後になりますが、連合大会「大気化学」セッションにご参加いただいた全ての方々に改めて感謝申し上げます。特に、ご講演していただいた方、議論にご参加いただいた方々に御礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

名称:日本地球惑星科学連合2012年大会

大気化学セッション日程:2012年5月21日(月)午後~22日(火)
会場:幕張メッセ国際会議場(〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1)

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2017年07月10日