日本地球惑星科学連合2013年大会 大気化学セッション
日本地球惑星科学連合2013年大会「大気化学」セッション開催報告
大気化学セッションコンビーナー
斉藤 拓也(代表)、入江 仁士、笠井 康子、小池 真、林田 佐智子
日本地球惑星科学連合2013年大会が幕張メッセ国際会議場において5月19日(日)から24日(金)にかけて行われました。大気化学セッションは、従来の「大気海洋・環境科学」セクションの名称変更により新たに誕生した「大気水圏科学」セクションの中の1セッションとして、初日の19日(日)に開催されました。
2013年大会では、セッション数が昨年より更に増えて180件となり、口頭講演枠の拡大とポスター3分概要説明の時間確保のため、1コマの時間が従来の90分から105分に拡大されました。これに伴って、大気化学セッションでは口頭発表が午前9時から始まりお昼休みを挟んで午後6時まで、続いてポスター発表のコアタイムが午後7時30分まで、丸一日みっちりと行われました。今回の大気化学セッションでは特別セッションを設けず、広く対流圏及び成層圏の大気化学一般を対象に研究発表を募集し、最新の研究成果に関する55件(口頭発表23件、ポスター発表32件)の発表が行われました。口頭発表では、会場の大きさに比べてスクリーンがかなり小さかったため、スライドの文字が小さく読みづらいという問題がありご不便をおかけしました。しかし幸いにも、口頭発表会場には後方で立ち見の方が出るなど常に多くの方々にご参加いただき、発表者と参加者の間で活発な議論が展開されました。またポスター会場においてもアイスブレーカー会場から持ち込まれたドリンクを片手に大変活発な議論が行われました。大気化学研究会が連合大会に参加して今回で7回目になりますが、連合大会の中で大気化学分野がますます認知されてきていることが感じられました。
名称:日本地球惑星科学連合2012年大会
大気化学セッション日程:2013年5月19日(日)
会場:幕張メッセ国際会議場(〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1)