第15回大気化学シンポジウム

第15回大気化学シンポジウムの開催報告

次回の日程予定:2006年1月11-13日(豊川市民プラザにて)
発表プログラム

2005年1月5 – 7日の3日間、豊川市民プラザ(豊川市)にて、太陽地球環境研究所共同利用研究集会「第15回大気化学シンポジウム」を開催しました。第15回目となる今回は、161名の参加者(一般111名、学生50名)がありました。シンポジウムでは、口頭講演36件およびポスター発表67件が行われました。口頭講演では一般講演のほかに、特別企画「日本の地球観測戦略」および特別セッション「大気化学と気候の相互作用:気象学との境界領域研究の展望」の2つが企画されました。「日本の地球観測戦略」では、総合科学技術会議で正式決定される見込みの地球観測戦略に関して、立案の経緯や内容を立案に携わった方々から話を聞き、今後の我々の研究方向との関連について議論を行いました。特別セッションでは、大気化学と気象学・気候学を統合的に捉える必要があるオゾンやエアロゾルの生成消滅過程や気候・放射モデルなどについて講演があり、境界領域の重要性について議論を行いました。一般講演では、対流圏微量成分のエアロゾルの生成・輸送・消滅に関するものから、成層圏大気モデルに関する講演まで、幅広い大気化学の分野の発表があり、活発な討論がなされました。

ポスター発表は合計67件を数え、特に若手研究者による発表と活発な質問のやりとりに、シンポジウム開催中は合計5時間近くにわたって、熱気にあふれたセッションとなりました。汚染気体、エアロゾル、地球温暖化、モデル計算、反応速度計測、装置開発など、テーマ別にじっくりと個別に議論を深めることができたようです。

大気化学シンポジウムは、国内の大気化学研究者が一同に集う重要な機会となっており、今後ともこのシンポジウムを通して、大気化学研究の最新の成果報告や情報交換、方向性・将来性を議論する場を提供していけるように、継続した開催を維持していきたいと考えています。

世話人:名古屋大学太陽地球環境研究所 松見 豊、水野 亮
東京大学先端科学技術研究センター 近藤 豊

大気化学シンポジウムの要項

日程 : 2005年1月5日(水)-7日(金)
場所 : 豊川市民プラザ(愛知県豊川市) TEL: 0533-80-5122, FAX: 0533-80-5125
参加費: シンポジウムの参加登録費は無料です。
連絡先: 〒442-8507 豊川市穂ノ原3-13 名古屋大学太陽地球環境研究所 松見研究室内
大気化学シンポジウム係 Tel. 0533-89-5160、Fax.0533-89-5593
E-mail : mailto:taikiken@stelab.nagoya-u.ac.jp
[以上]

2017年07月10日